QCサークル活動
きゅーしーさーくるかつどう
ひとことで言うと
現場の従業員が小グループで自主的に品質改善活動を継続する、日本発の品質管理手法。
解説
職場の第一線で働く従業員が自主的に小グループを編成し、品質管理や改善活動を継続的に行う活動。QC7つ道具などの統計的手法を活用して問題解決に取り組む。日本発の品質管理手法として世界的に普及している。
くわしく解説
QCサークル活動とは、職場の第一線で働く作業者が5〜10名程度の小グループを自主的に編成し、QC7つ道具などの手法を活用しながら品質向上・コスト削減・安全確保などの改善テーマに継続的に取り組む活動である。1962年に日本で始まり、トヨタをはじめ多くの製造業企業で導入され、現在では世界各国に普及している。自主性・自己啓発・相互啓発を基本理念とし、管理者主導ではなく現場作業者が主体となる点に特徴がある。発表会(QCサークル大会)で成果を共有することで、組織全体の改善文化の醸成にも寄与する。TQC(全社的品質管理)やTQM(総合的品質管理)を支える現場活動として位置づけられる。
具体例で考えよう
自動車部品工場の組立ラインで働く作業者6名がQCサークルを結成し、「傷不良の削減」をテーマに特性要因図で原因分析、対策実施後パレート図で改善効果を確認し、3か月で不良率を30%削減した事例がある。
試験対策ポイント
自主性・継続性が特徴であることを押さえること。管理者が主導するZD運動との違いを問われることがある。QC7つ道具との関連、日本発の手法として世界に普及したという点も頻出。