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効用関数

こうようかんすう

ひとことで言うと

消費者が財の組み合わせから得る満足度の水準を数式で表したもの。

解説

財の消費量の組み合わせから得られる効用の水準を数学的に表す関数。U(x,y)のように表され、無差別曲線はこの関数の等高線に対応する。消費者の最適化問題を解くための基本的なツールである。

くわしく解説

効用関数とは、消費者が財やサービスをどれだけ消費するかによって得られる満足度(効用)の水準を数学的に表現した関数である。通常U(x,y)のように表記し、xとyは財の消費量を示す。この関数の値が一定となる点の集合を描いたものが無差別曲線であり、効用関数の等高線に相当する。消費者の最適化問題では、予算制約のもとで効用関数を最大化する消費量の組み合わせを求める。効用の絶対的な大きさよりも、どちらの組み合わせが好まれるかという序数的な関係が重要とされる(序数的効用)。試験では、無差別曲線の形状(右下がり・原点に対して凸)が効用関数のどのような性質から導かれるかを理解しておく必要がある。限界効用逓減の法則もこの関数の性質として出題される。

具体例で考えよう

AさんはりんごとみかんをU(x,y)=x×yの効用関数で評価する。りんご2個・みかん3個のときU=6、りんご3個・みかん2個のときもU=6となり、同じ無差別曲線上に位置する。

試験対策ポイント

無差別曲線は効用関数の等高線であることを押さえる。限界効用と限界代替率の関係(MRS=MUx/MUy)も頻出。序数的効用と基数的効用の違いに注意。

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