マテリアルハンドリング
まてりあるはんどりんぐ
ひとことで言うと
工場や倉庫における物の運搬・積卸し・保管などの移動活動全般の総称で、物流コスト削減の重要要素。
解説
工場や倉庫における原材料・仕掛品・製品の運搬、積卸し、保管などの物の移動に関する活動の総称。マテハンとも略され、活性示数やユニットロードシステムなどの概念を用いて効率化を図る。物流コスト削減と生産効率向上の重要な要素である。
くわしく解説
マテリアルハンドリング(Material Handling、マテハン)は、生産施設や物流施設内における原材料・仕掛品・完成品の移動・運搬・積卸し・保管に関わるすべての活動を指します。マテリアルハンドリングの効率化を評価する概念として「活性示数」があります。活性示数は物の移動のしやすさを0〜4で表し、バラ置き(0)→箱入り(1)→パレット載せ(2)→台車載せ(3)→コンベア上(4)と高いほど移動が容易です。また、ユニットロードシステム(パレットやコンテナで単位化して一度に大量輸送)はマテハン効率化の核心的概念です。フォークリフト、コンベア、AGV(無人搬送車)などの機器活用も重要です。物流コスト全体の中でマテハンコストが大きな割合を占めるため、IE的手法による継続的改善が求められます。
具体例で考えよう
倉庫でパレットを使わず段ボール箱をバラで床に置いていた(活性示数1)状態から、パレット積みに変更(活性示数2)し、フォークリフトで一括移動できるようにしたことで、1回の移動作業時間が10分から2分に短縮された。
試験対策ポイント
活性示数の0〜4の各段階と定義は頻出。ユニットロードシステムの概念も重要。マテハンの5原則(移動距離最小化、移動回数最小化など)も確認しておくこと。活性示数が高いほど移動しやすい点を押さえること。