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生産者余剰

せいさんしゃよじょう

ひとことで言うと

生産者が財を販売して得る収入のうち、最低限必要な収入を超えた利益の合計を表す経済概念。

解説

生産者が実際に受け取る金額と最低限受け取りたい金額との差額の合計。供給曲線と価格線の間の面積で測定される。社会的総余剰の構成要素であり、消費者余剰とともに余剰分析の基本概念である。

くわしく解説

生産者余剰とは、生産者が実際に受け取る価格と、その財を供給するために最低限受け入れられる価格(機会費用)との差額の総和である。グラフ上では、市場均衡価格を示す水平線と右上がりの供給曲線に囲まれた三角形の面積として表される。課税や価格規制が行われると生産者余剰は変化し、社会的な厚生損失(死荷重)が生じる。消費者余剰と生産者余剰を合計したものが社会的総余剰であり、これを最大化することが効率的な資源配分の目標となる。独占市場では競争市場と比較して生産者余剰は増加するが消費者余剰は大きく減少し、社会的総余剰は減少する。余剰分析は試験で最頻出のテーマの一つである。

具体例で考えよう

農家が米1袋を1,000円以上もらえれば出荷できるが、市場価格が1,500円だった場合、500円分が生産者余剰となる。全農家のこの差額を合計したものが市場全体の生産者余剰である。

試験対策ポイント

供給曲線と価格線に囲まれた面積である点を図で確認。課税・補助金・価格規制による生産者余剰の変化を計算する問題が最頻出。消費者余剰・死荷重との関係を余剰分析の図として描けるようにすること。

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