下請中小企業振興法
したうけちゅうしょうきぎょうしんこうほう
ひとことで言うと
下請中小企業の振興と下請取引の適正化を、振興基準などにより促す法律。
解説
下請中小企業振興法は、下請中小企業の体質強化と、下請取引の適正化を図ることを目的とする法律。国が定める「振興基準」に基づき、望ましい取引のあり方や下請企業の振興を促す。
くわしく解説
下請中小企業振興法は、下請事業者が親事業者への従属から脱し、自立的で健全な発展を遂げられるよう、下請取引の適正化と下請企業の振興を進めるための法律である。中心となるのが、国(主務大臣)が定める「振興基準」で、親事業者・下請事業者が守ることが望ましい取引条件(対価の決定方法、支払方法、下請事業者の生産性向上への協力など)や、下請企業の体質強化の方向性を示す。この振興基準に照らして望ましくない取引が行われている場合、国は親事業者に対して指導・助言を行える。あわせて、下請企業の振興のための計画(振興事業計画・特定下請連携事業計画など)の枠組みや、下請取引に関する相談・紛争解決を支援する仕組み(下請かけこみ寺など)も設けられている。親事業者の違反行為を取り締まる下請代金支払遅延等防止法(下請法)が「規制」の法であるのに対し、下請中小企業振興法は「振興・誘導」の法である点が対比され、両者は下請中小企業を守る車の両輪といえる。
具体例で考えよう
親事業者による一方的なコスト負担の押し付けが問題となるなか、国が振興基準に望ましい取引のあり方を定め、これに沿わない親事業者を指導・助言することで、下請中小企業の取引条件の改善を促す。
試験対策ポイント
目的(下請中小企業の振興・取引適正化)、振興基準に基づく指導・助言、下請法との違い(規制の法か振興・誘導の法か)が頻出。下請かけこみ寺などの相談体制も。
「中小企業経営・政策」の図解で学ぶ
関連用語
「中小企業経営・政策」の他の用語
独学で診断士合格を目指すなら
独学でも合格をつかみ取れる!
動画・テキスト・過去問・AI添削まですべて網羅!
予備校代の1/10以下で、独学の不安をまるごと解決できます

無料登録後、アカウントページからかんたんにプレミアムへ切り替えられるよ。解説動画・テキストPDF・1次過去問・2次AI添削まで全機能が使い放題になるの!
全7科目の解説動画が見放題!連続再生・科目別・ブックマーク再生でスキマ時間に効率よく学べます。プレミアム限定
1次試験の年度別・肢別演習無制限!何度も解きなおせます。マイページで苦手管理もばっちり。プレミアム限定
2次試験の記述答案をAIが添削・採点!事例I〜IVすべて対応。自分だけの強み・弱みを把握できる。プレミアム限定
科目別テキストPDFダウンロード可能!ダウンロード後は半永久的に利用可能で、印刷して好きな使い方で学べます。プレミアム限定