ロゴ

定期発注方式

ていきはっちゅうほうしき

ひとことで言うと

一定の期間ごとに需要予測に基づいて発注量を決める、A品目向きの在庫管理方式。

解説

あらかじめ定められた一定期間ごとに発注を行う在庫管理方式。発注のたびに需要予測に基づいて発注量を算出する。ABC分析のA品目のように重要度の高い品目の管理に適しており、きめ細かな在庫コントロールが可能である。

くわしく解説

定期発注方式は、あらかじめ定めた一定期間(発注間隔)ごとに発注を行い、発注のたびに需要予測に基づいて発注量を決定する在庫管理方式である。発注量の算出式は「(発注間隔+調達リードタイム中の需要予測量)+安全在庫-現在庫量-発注残」で表される。発注量が毎回変動するため、需要の変化に柔軟に対応できる一方、発注量の計算が複雑で管理に手間がかかる。ABC分析のA品目(単価が高く需要変動が大きい品目)のように、きめ細かな在庫コントロールが必要な品目に適している。定量発注方式と比較して、在庫の過不足を防ぐ精度が高い反面、管理コストが高くなる。なお、定期発注方式では定期的に在庫の見直しを行うため、まとめて発注できるメリットもある。

具体例で考えよう

高級腕時計を扱う専門店では、毎月末に在庫を確認し翌月の販売予測・展示会スケジュールを考慮した上で仕入量を決定している。高単価・需要変動大のA品目として定期発注方式で管理している典型例である。

試験対策ポイント

定量発注方式との比較が毎回出題される。定期=タイミング固定・量変動・A品目向き・管理コスト高・きめ細かい在庫管理。定量=量固定・タイミング変動・C品目向き・管理コスト低。発注量の計算式も押さえておくこと。

関連用語

運営管理」の他の用語