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予算集合

よさんしゅうごう

ひとことで言うと

予算制約のもとで消費者が購入可能な財の組み合わせ全体を指す領域のこと。

解説

予算制約のもとで消費者が購入可能な財の組み合わせの集合のこと。予算制約線上および予算制約線の内側の領域に対応する。消費者の選択可能な範囲を示し、最適消費点はこの集合内で効用を最大化する点である。

くわしく解説

予算集合とは、消費者が与えられた所得と財の価格のもとで購入可能なすべての財の組み合わせからなる集合である。数式で表すと「P₁X₁+P₂X₂≦M」(P:価格、X:数量、M:所得)を満たすすべての点の集合であり、予算制約線上の点だけでなく予算制約線の内側(原点側)の領域も含む。消費者は合理的行動の下でこの予算集合の中から効用を最大化する消費の組み合わせを選択する。最適消費点は無差別曲線と予算制約線の接点(内点解)または端点解として求められる。予算集合の大きさは所得水準に依存し、所得が増加すると予算集合は拡大する。価格が変化した場合は予算集合の形状が変わり、これが代替効果や所得効果につながる。

具体例で考えよう

月収30万円の消費者が、食料品1万円/単位・衣料品2万円/単位の価格で買い物をする場合、食料30単位・衣料0単位から食料0単位・衣料15単位まで、及びその内側の領域すべてが予算集合に含まれる。

試験対策ポイント

予算集合は「線上+内側」であり、予算制約線だけではない点に注意。最適消費点は予算制約線上(集合の境界)に存在することが原則。無差別曲線との関係で内点解・端点解の違いも整理しておくこと。

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