従価税
じゅうかぜい
ひとことで言うと
財の価格に対して一定率で課される税で、消費税が代表例。
解説
財の価格に対して一定率で課される税のこと。消費税が代表例である。従量税と異なり、税額は価格に比例して変化する。供給曲線を上方に回転させる効果があり、税の帰着分析で従量税との違いが出題される。
くわしく解説
従価税とは、課税対象となる財の価格に対して一定の税率を掛けて税額を算出する税のことである。消費税(現行10%)がその代表例であり、価格が高いほど税額も大きくなる。グラフ上では、供給曲線を上方に「回転」させる効果がある点が特徴的である。これは税額が価格に比例するため、高価格帯ほど曲線の上方へのシフト幅が大きくなるためである。一方、従量税は供給曲線を平行シフトさせる。課税による需要者価格と供給者価格の乖離、余剰の損失(死荷重)は従価税でも同様に分析される。試験では供給曲線のシフト形状による従量税との識別、および税の帰着(消費者・生産者の負担割合)に関する問題が頻出である。
具体例で考えよう
商品価格が1,000円のとき消費税10%なら税額は100円だが、価格が2,000円なら税額は200円になる。価格に応じて税額が変わる点が従価税の特徴である。
試験対策ポイント
従量税との最大の違いは供給曲線のシフト形状(従価税=回転、従量税=平行シフト)。グラフの形状で判別する問題が頻出。税の帰着分析も合わせて理解すること。