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従量税

じゅうりょうぜい

ひとことで言うと

財の数量に対して一定額が課される税で、酒税・たばこ税が代表例。

解説

財の数量に対して一定額が課される税のこと。酒税やたばこ税が代表例である。供給曲線を上方に平行シフトさせる効果があり、需要と供給の弾力性によって消費者と生産者の税負担の割合が決まる。

くわしく解説

従量税とは、財1単位あたりに一定額の税を課す方式である。酒税やたばこ税がその代表例であり、価格に関係なく数量に応じて税額が決まる。グラフ上では、供給曲線が税額分だけ上方に「平行シフト」する点が従価税との大きな違いである。課税後の均衡では需要者価格(消費者が支払う価格)と供給者価格(生産者が受け取る価格)が乖離し、その差が税額に等しくなる。消費者と生産者の税負担割合は、需要・供給の価格弾力性の相対的な大きさによって決まり、需要の弾力性が低いほど消費者負担が大きくなる。余剰分析では課税により社会全体の余剰が減少し、死荷重(超過負担)が生じる。

具体例で考えよう

1本あたり一定額の税が課されるたばこ税の場合、値段が高かろうと安かろうと1本につき同じ金額の税が上乗せされる。これが従量税の仕組みである。

試験対策ポイント

供給曲線の平行シフトが従量税の特徴。従価税(回転シフト)との識別はグラフ問題の定番。税負担の帰着は弾力性で決まることも必ず押さえること。

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