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国際収支

こくさいしゅうし

ひとことで言うと

一国と外国との経済取引を体系的に記録した統計で、経常収支と金融収支から構成される。

解説

一定期間における一国と外国との間の経済取引を体系的に記録した統計。経常収支と金融収支から構成される。マンデル=フレミングモデルによる開放経済分析の基礎となる重要な統計である。

くわしく解説

国際収支とは、一定期間における一国と外国との間のあらゆる経済取引を体系的に記録した統計である。大きく経常収支と金融収支の2つに分類される。経常収支は貿易・サービス収支、第一次所得収支(要素所得)、第二次所得収支(移転)から構成される。金融収支は直接投資・証券投資・その他投資・外貨準備の変動などを含む。国際収支は原則として複式簿記により記録されるため、理論上は収支が均衡する。マクロ経済学においては、マンデル=フレミングモデルによる開放経済分析の基礎となる概念であり、為替政策や資本移動の分析に不可欠である。かつては資本収支という区分があったが、現在は金融収支に統合されている点も把握しておく必要がある。

具体例で考えよう

日本企業が海外に自動車を輸出して代金を受け取った取引は貿易収支(経常収支)に計上され、日本の銀行が外国企業に融資した取引は金融収支に計上される。

試験対策ポイント

経常収支と金融収支の構成項目の違いを整理する。かつての資本収支との名称変更に注意。マンデル=フレミングモデルとの関連で為替制度の違いによる経常収支への影響を理解する。

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