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高度経済成長

こうどけいざいせいちょう

ひとことで言うと

1950年代半ばから第1次オイルショックまでの日本の年率約10%に及ぶ急速な経済成長期。

解説

1950年代半ばから1970年代初めまでの日本の急速な経済成長期を指す。年率約10%の実質経済成長率を達成し、神武景気などの好況期を含む。第1次オイルショックにより終焉を迎えた。

くわしく解説

高度経済成長とは、日本が1955年(昭和30年)頃から1973年(昭和48年)の第1次オイルショックまでの約18年間に達成した、世界的にも例を見ない急速な経済発展の時代を指す。この期間、日本の実質経済成長率は年率平均約10%に達し、1955年時点では低所得国に近い水準だった日本経済が、世界第2位の経済大国(当時)へと飛躍した。主要な好況期としては、神武景気(1955-57年)・岩戸景気(1958-61年)・いざなぎ景気(1965-70年)が挙げられる。成長の要因として、豊富な労働力、技術の積極的導入、高い貯蓄率、旺盛な設備投資、安定した国際環境(ブレトンウッズ体制下の固定相場)などが挙げられる。1973年の第1次オイルショックで原油価格が急騰し、エネルギー多消費型の日本経済は大打撃を受けて高度成長は終焉した。試験では景気の名称や転換点・終焉の原因が問われる。

具体例で考えよう

戦後の焼け野原から出発した日本が、1970年代初めには自動車・家電製品を世界に輸出する工業大国となり、国民の生活水準が劇的に向上した時代が高度経済成長期である。白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の「三種の神器」が一般家庭に普及したのもこの時代である。

試験対策ポイント

開始時期(1955年頃)・終焉(1973年第1次オイルショック)・成長率(約10%)の数値を覚えること。神武景気・岩戸景気・いざなぎ景気の順序と年代も頻出。高度成長の要因と終焉原因を問う論述問題にも対応できるよう整理すること。

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