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内生的経済成長理論

ないせいてきけいざいせいちょうりろん

ひとことで言うと

技術進歩を経済モデルの内部で説明し、持続的成長の要因を内生化した経済成長理論。

解説

技術進歩を経済モデルの内部で説明する成長理論。ローマーの知識蓄積モデルやルーカスの人的資本モデルが代表的である。ソローモデルの外生的技術進歩の仮定を克服し、収穫逓増や知識のスピルオーバーを取り入れている。

くわしく解説

内生的経済成長理論とは、ソロー・モデルが技術進歩を外生的(モデル外部で決まるもの)として扱っていたことへの批判から発展した成長理論群である。ポール・ローマーの知識蓄積モデルでは、R&D投資によって知識(アイデア)が蓄積され、知識には非競合性とスピルオーバー効果があるため収穫逓増が生じると主張する。ロバート・ルーカスの人的資本モデルでは、教育・訓練による人的資本の蓄積が継続的な成長を生み出すとされる。これらの理論では政府の教育政策や研究開発支援が長期成長率に影響を与えることを示し、収束仮説が必ずしも成立しないことも示唆する。試験ではソロー・モデルとの対比で問われることが多い。

具体例で考えよう

半導体産業において企業がR&D投資を増やすと新技術が生まれ、その技術が業界全体に波及(スピルオーバー)して産業全体の生産性が向上し続ける。こうした知識の蓄積が持続的成長を説明する。

試験対策ポイント

内生的成長論の要点:技術進歩を内生化、収穫逓増、スピルオーバー効果、収束仮説が不成立。ソロー(外生的技術進歩・収束仮説)との対比を整理。ローマーとルーカスの名前と貢献も覚える。

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