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新古典派の投資理論

しんこてんはのとうしりろん

ひとことで言うと

資本の限界生産物価値とレンタルコストが等しくなるまで投資が行われるとする理論。

解説

ジョルゲンソンが提唱した投資理論で、企業は資本の限界生産物価値とレンタルコスト(資本の使用者費用)が等しくなるまで投資を行うとする。最適資本ストックの概念に基づく。トービンのq理論と並ぶ投資理論として出題される。

くわしく解説

新古典派の投資理論(ジョルゲンソン)は、企業が利潤最大化のために保有すべき最適資本ストックを決定する理論である。最適資本ストックの条件は「資本の限界生産物価値(MPK×P)=資本のレンタルコスト(使用者費用)」であり、実際の資本ストックがこれを下回っていれば追加投資が行われ、上回っていれば資本を減らそうとする。資本のレンタルコスト(使用者費用)は「実質利子率+減価償却率」として定式化されることが多い。投資は最適資本ストックと実際の資本ストックの差を埋めようとする調整過程として理解される。トービンのq理論(株式市場の評価に基づく投資理論)と並ぶ主要な投資理論として試験に登場する。

具体例で考えよう

工場の機械1台を増やすことで得られる追加収益(限界生産物価値)が、機械のリース代(レンタルコスト)を上回る限り、企業は設備投資を続けることが合理的である。

試験対策ポイント

最適資本ストックの条件(MPK×P=レンタルコスト)を式で表せること。トービンのq理論との比較(q>1なら投資増)が頻出。実質利子率の変化が投資に与える影響の方向性も確認すること。

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