令和4年度(2022年度)財務・会計
全25問の解説
第1問
以下の資料に基づき、決算日の調整後の当座預金勘定残高として、最も適切なも のを下記の解答群から選べ。 【資 料】 当店の決算日現在の当座預金勘定残高は500,000円であったが、銀行から受け 取った残高証明書の残高は480,000円であったので、不一致の原因を調査したと ころ、次の事実が判明した。 ① 仕入先銀座商店へ買掛金80,000円の支払いのために振出した小切手が、未 取付であった。 ② 得意先京橋商店から売掛金150,000円の当座振込があったが、通知未達のた め未記入である。 ③ 得意先新橋商店が振出した小切手200,000円を当座預金口座へ預け入れた が、いまだ取り立てられていない。 ④ 水道光熱費50,000円の通知が未達である。
正解:イ
第2問
A、B、Cの各商店は、いずれも資産2,000万円、負債500万円を有する小売業 であるが、あるとき各商店ともそれぞれ800万円で店舗を増築した。支払いの内訳 は以下のとおりである。 ・A店は全額を自店の現金で支払った。 ・B店は建築費の半額を銀行より借り入れ、残額を自店の現金で支払った。 ・C店は全額、銀行からの借り入れであった。 下表のア〜オのうち、増築後の各商店の財政状態を示すものとして、最も適切な ものはどれか。 (単位:万円) 店名 資 産 負 債 純資産 A 2,000 500 1,500
正解:イ
第3問
収益認識のタイミングとして、最も適切なものはどれか。
正解:イ
第4問
外貨建取引に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解:イ
第5問
貸借対照表における無形固定資産に関する記述として、最も適切なものはどれ か。
正解:ウ
第6問
原価計算における非原価項目として、最も適切なものはどれか。ただし、すべて 正常なものであるとする。
正解:エ
第7問
当社は資本金1億円以下の中小法人に該当する。当期400万円の繰越欠損金を計 上した。そのときの仕訳として、最も適切なものはどれか(単位:万円)。なお、法 人税の実効税率は30%とする。
正解:ウ
第8問
従業員の給料・賞与支払時に「預り金」として処理するものとして、最も不適切な ものはどれか。
正解:イ
第9問
退職給付会計に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
正解:エ
第10問
自己株式の会計処理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解:イ
第11問
当期はX5年4月1日からX6年3月31日の1年間である。決算整理前の機械勘 定の残高は216,000円であるが、当期より直接控除法から間接控除法に記帳方法を 変更する。この機械はX1年4月1日に取得したものであり、耐用年数10年、残存 価額をゼロとする定額法により減価償却を行っている。 この機械の取得原価として、最も適切なものはどれか。
正解:ウ
第14問
B社は以下のような条件で、取引先に貸し付けを行った。割引率を4%としたと き、貸付日における現在価値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 ① 貸付日は2020年7月1日、貸付期間は5年であり、満期日の2025年6月30日 に元本200万円が返済されることになっている。 ② 2021〜2025年の毎年6月30日に、利息として元本の5%である10万円が支払 われる。 ③ 期間5年のときの複利現価係数と年金現価係数は以下のとおりである。 複利現価係数 年金現価係数 4% 0.822 4.452 5% 0.784 4.329
正解:エ
第15問
C社では、以下の証券Yと証券Zに等額ずつ分散投資するポートフォリオで運用 することを検討している。証券Yと証券Zの収益率の相関係数がゼロのとき、ポー トフォリオの収益率の標準偏差として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 証券Y 証券Z 期待収益率 3% 6% 標準偏差 10% 20% ただし、 15 ]3.9、 30 ]5.5、 125 ]11.2、 250 ]15.8である。
正解:ウ
第16問
以下の図は、すべてのリスク資産と安全資産により実行可能な投資機会を表して いる。投資家のポートフォリオ選択に関する記述として、最も適切なものを下記の 解答群から選べ。 期待収益率 F B 標準偏差
正解:エ
第17問
以下の資料に基づき計算したサステナブル成長率(内部留保のみを事業に投資し た場合の純資産の成長率)として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 【資 料】 売上高 5,000万円 当期純利益 200万円 総資産 4,000万円 純資産 1,000万円 配当 80万円
正解:エ
第18問
企業価値評価における割引超過利益モデルに関する記述として、最も不適切なも のはどれか。
正解:ア
第19問
非上場会社の株式評価の方法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解:ア
第20問
先物取引および先渡取引に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解:ウ
第21問
投資の評価基準に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から 選べ。 a 回収期間が短いほど、内部収益率は高くなる。 b 回収期間法では、回収後のキャッシュフローを無視している。 c 正味現在価値法では、投資によって生じる毎年のキャッシュフローの符号が複 数回変化する場合、異なるいくつかの値が得られる場合がある。 d 内部収益率法を用いて相互排他的投資案を判定すると、企業価値の最大化をも たらさないことがある。
正解:エ
第22問
リスクがある場合の割引現在価値の計算に関する記述として、最も適切なものは どれか。
正解:エ
第23問
配当政策に関する記述として、最も適切なものはどれか。ただし、他の条件は一 定とする。
正解:イ
第12問 設問1
当工場では、単一製品Xを製造・販売している。以下の資料に基づいて、下記の 設問に答えよ。 【資 料】 当期における実績値は次のとおりであった。 製造原価 販売費及び一般管理費 直接材料費・・・・・・240円/個 変動販売費・・・・・・・・・・・・・100円/個 直接労務費・・・・・・160円/個 固定販売費・一般管理費・・50,000円 製造間接費 変動費・・・・・・100円/個 固定費・・・・・・200,000円 また、当期の生産量は1,000個、販売量は800個(単価1,000円)であり、仕掛 品および期首製品は存在しない。 (設問1) 直接原価計算を採用した場合の営業利益として、最も適切なものはどれか。 【設問1】
正解:ウ
第12問 設問2
当工場では、単一製品Xを製造・販売している。以下の資料に基づいて、下記の 設問に答えよ。 【資 料】 当期における実績値は次のとおりであった。 製造原価 販売費及び一般管理費 直接材料費・・・・・・240円/個 変動販売費・・・・・・・・・・・・・100円/個 直接労務費・・・・・・160円/個 固定販売費・一般管理費・・50,000円 製造間接費 変動費・・・・・・100円/個 固定費・・・・・・200,000円 また、当期の生産量は1,000個、販売量は800個(単価1,000円)であり、仕掛 品および期首製品は存在しない。 (設問1) 直接原価計算を採用した場合の営業利益として、最も適切なものはどれか。 【設問2】
正解:ウ
第13問 設問1
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 A社では、X1年4月末に以下のような資金繰り表(一部抜粋)を作成した(表中の カッコ内は各自推測すること)。 (単位:万円) 5月 6月 前月末残高 1,000 470 現金売上 200 240 収 売掛金回収 800 800 入 経 収入合計 1,000 1,040 常 現金仕入 720 ( ) 収 支 支 諸費用支払 510 540 出 支出合計 1,230 ( ) 収支過不足 -230 ( ) 備品購入支出 300 0 当月末残高 470 ( ) 売上高の実績額および予想額は以下のとおりである。 (単位:万円) 4月(実績) 5月(予想) 6月(予想) 7月(予想) 1,000 1,000 1,200 1,600 また、条件は以下のとおりである。 ① 売上代金の20%は現金で受け取り、残額は翌月末に受け取る。 ② 仕入高は翌月予想売上高の60%とする。仕入代金は全額現金で支払う。 ③ すべての収入、支出は月末時点で発生するものとする。 ④ 5月末に事務用備品の購入支出が300万円予定されているが、それを除き、経 常収支以外の収支はゼロである。 ⑤ A社では、月末時点で資金残高が200万円を下回らないようにすることを、資 金管理の方針としている。 (設問1) A社は資金不足に陥ることを避けるため、金融機関から借り入れを行うことを 検討している。6月末の時点で資金残高が200万円を下回らないようにするに は、いくら借り入れればよいか。最も適切なものを選べ。ただし、借入金の利息 は年利率5%であり、1年分の利息を借入時に支払うものとする。 【設問1】
正解:イ
第13問 設問2
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 A社では、X1年4月末に以下のような資金繰り表(一部抜粋)を作成した(表中の カッコ内は各自推測すること)。 (単位:万円) 5月 6月 前月末残高 1,000 470 現金売上 200 240 収 売掛金回収 800 800 入 経 収入合計 1,000 1,040 常 現金仕入 720 ( ) 収 支 支 諸費用支払 510 540 出 支出合計 1,230 ( ) 収支過不足 -230 ( ) 備品購入支出 300 0 当月末残高 470 ( ) 売上高の実績額および予想額は以下のとおりである。 (単位:万円) 4月(実績) 5月(予想) 6月(予想) 7月(予想) 1,000 1,000 1,200 1,600 また、条件は以下のとおりである。 ① 売上代金の20%は現金で受け取り、残額は翌月末に受け取る。 ② 仕入高は翌月予想売上高の60%とする。仕入代金は全額現金で支払う。 ③ すべての収入、支出は月末時点で発生するものとする。 ④ 5月末に事務用備品の購入支出が300万円予定されているが、それを除き、経 常収支以外の収支はゼロである。 ⑤ A社では、月末時点で資金残高が200万円を下回らないようにすることを、資 金管理の方針としている。 (設問1) A社は資金不足に陥ることを避けるため、金融機関から借り入れを行うことを 検討している。6月末の時点で資金残高が200万円を下回らないようにするに は、いくら借り入れればよいか。最も適切なものを選べ。ただし、借入金の利息 は年利率5%であり、1年分の利息を借入時に支払うものとする。 【設問2】
正解:ウ