スループットとは、生産システムや情報システムにおいて、単位時間あたりに処理・産出できる量を示す指標の総称である。製造分野では「単位時間あたりの生産個数」として使われることが多い。TOC(Theory of Constraints:制約条件の理論)においては独自の定義が用いられ、「売上高から完全変動費(直接材料費)を差し引いた額」をスループットと定義する。TOCでは、生産システム全体のスループットはボトルネック(制約工程)の能力によって上限が決まると考え、ボトルネックを特定して最大限活用・強化することで全体の生産性向上を図る(ドラム・バッファ・ロープ方式)。在庫や業務費用を増やさずにスループットを上げることが利益最大化への近道とされる。試験ではTOCにおけるスループットの定義と、ボトルネックとの関係が問われることが多い。